マンション共用部の照明をLED化するときの流れやLED化のメリットについて
照明器具を常時点灯しておく必要のあるスペースとして、マンションの共用部があります。
最近のマンション共用部では、従来の白熱球・蛍光灯からLED照明に入れ替える物件が増えてきているのをご存知でしょうか。
LED照明は導入時に費用は掛かりますが、電気代のコスト削減やさまざまなメリットを考えると導入前よりもお得になることが多くあります。
しかし実際にLED化する場合、どのように進めていけばよいのか分からない事も多いですよね。
そこで今回は、マンション共用部の照明をLED化するときの流れやLED化のメリットについてご紹介していきます。マンションのオーナー様、管理会社様、管理組合様はぜひご一読ください。
目次
LED化の流れ
LED化を進めたいと思っていても、どのようにLED照明への入れ替えを行うのか分からない方も多いでしょう。ここでは、LED工事の専門業者であるミラノインテリアが、マンション共用部のLED化をするときの流れについてご紹介していきます。
1.お問い合わせ
まずはホームページのお問い合わせフォーム、またはお電話にてご連絡をいただきます。LED化についてのご要望をお伺いし、現地調査の日程調整を行います。
こちらから確認させていただく内容としましては、立ち合いの可否、物件のご住所、調査が可能な曜日や時間帯、照明の種類、個数、天井の高さなどです。
2.現地調査
照明の種類や取付け位置、個数を目視で確認します。また、後継機の有無を調査するため、既設照明を1つ1つ取り外して型式を調べます。合わせて、スイッチとの結線確認や点灯確認も行い、追加工事の要否についても調査します。一通りの調査が完了した後、今後のスケジュールについてご提案をさせていただきます。
LED化についてのご不明点やご要望については、調査時にお話しいただけるとよりスムーズです。
3.器具の選定、お見積り
現地調査の結果をもとに器具を選定します。弊社はパナソニックや東芝ライテック、コイズミ照明、オーデリックをはじめ、様々なメーカーの照明を取り扱っています。メーカーのご指定、デザイン、ご予算についてのご要望を踏まえ、最も適した器具を選定いたします。
一方、器具はそのままでLEDランプ等を使えるようにするバイパス工事も可能です。
LEDランプ等は別途必要になりますが、器具ごと交換するよりも初期費用を抑えることができるメリットがあります。お見積り作成には通常、1週間前後いただいています。
4.ご契約、器具の手配
お見積り、および施工内容について、お客様でご了承いただければ、ご契約の手続きとなります。器具の手配、工事日時、お支払い方法等を決定します。
5.工事着手
お約束した日時にお伺いし、あらかじめ計画した手順で工事を進めていきます。工事の時間帯についてはお客様のご希望を承ります。夜間でもご対応可能です。
工事完了後に点灯確認を行い、お客様にチェックしていただいて問題がなければ工事完了となります。
必要に応じて、照明器具の使用方法等の説明をさせていただきます。
6.アフターメンテナンス
器具のメーカー保証に加え、工事については工事保証を設定しております。
取り付けた器具が点灯しなくなったり、異常な動作をしたり、また気になる点などがありましたらいつでもご連絡ください。担当者が速やかにご対応いたします。
ミラノインテリアでは、以上の流れでマンション共用部の照明LED化を進めてまいります。ご不明点や不安に思われていることはどんなことでも構いませんのでご相談ください。
マンション共用部をLED化するメリットは?
マンション共用部は一般家庭と比べ、照明の点灯時間が長い特徴があります。
このためLED照明を導入することでランニングコストを抑えることができ、結果的に管理費の削減が可能となります。
ここでは具体的なLED化のメリットについて解説していきます。
消費電力が小さい
LED照明は従来の蛍光灯や白熱球と比べ消費電力が小さい特徴があります。
LED照明と比較した従来照明の消費電力
蛍光灯の約1/2
白熱球の約1/8
水銀灯の約1/4
このようにLED照明に変更した場合、白熱球を使用している器具であれば、消費電力削減に非常に効果があり、ランニングコスト削減につながります。
寿命が長い
蛍光灯などと比較した場合、LED照明は寿命が長い特徴があります。
各照明の寿命について
LED : 40,000〜60,000時間
蛍光灯 : 6,000〜12,000時間
白熱球 : 1,000〜2,000時間
水銀灯:12,000~24,000時間
マンションの共用部では、照明が1年中点灯している物件も多くあります。
仮に24時間365日点灯した場合、年間では8,760時間点灯し続けることになります。
LED照明の寿命は従来の蛍光灯と比べ約3倍以上と長寿命なので、交換頻度を減らすことができます。
LED化する際の注意点について
マンション共用部での照明の設置・点灯については災害時の避難誘導の役割もあり、法律で管理が義務付けられています。
例えば誘導灯や非常用照明器具については消防法・建築基準法により設置及び点検作業が義務付けられています。
仮に違法となった場合、管理者様やオーナー様に罰金が科せられます。
また半年〜1年に1度定期点検を行う必要があります。点検作業では照明を交換する作業も含まれますので、長寿命のLED照明では交換の手間を減らすことが可能です。
補助金や助成金を活用できる
マンション共用部のLED化を推進し、省コスト、省エネルギーを促進するために各自治体で補助金や助成金が提供されています。
補助金・助成金の申請が通ると消費電力削減のメリットに加え、LED化の費用を抑えることができます。
補助金・助成金についての内容は、各省庁・自治体のホームページで確認することができます。受付のタイミングや申請の方法などは各省庁・自治体によって異なりますので、必ず確認するようにしましょう。
申請の流れや具体例については以下の記事でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
ミラノインテリアにお任せ下さい
京阪神地区でマンションの共用部のLED化をお考えの方は、専門業者「ミラノインテリア」にお任せ下さい。
ミラノインテリアは、管理会社様、オーナー様、管理組合様からいただいたご要望をしっかりとお聞きした上で、最適なLED化プランをご提案いたします。
ミラノインテリアのLED照明・電気器具に関するサービスの詳細や料金はこちら
まとめ
今回は、マンション共用部の照明をLED化するときの流れやLED化のメリットについてご紹介しました。
LED化する際の流れについては、お問い合わせから始まり、アフターサポートまでの具体的なアクションをまとめました。
費用面や技術的に不明な点については、現地調査などでお伺いした際にお聞きいただくとよりスムーズです。
LED化するメリットについては、従来の蛍光灯などと比較すると消費電力が小さく、長寿命であり、さらに自治体によっては補助金等も受けられる可能性があることもご紹介しました。LED導入の際は、ミラノインテリアにお任せ下さい。