最近では様々なデザインのLED照明が登場してきており、おしゃれな空間作りを考える上で、照明効果は大切な要素となっています。
とくに店舗での照明選びは、レイアウトと同じくらい重要と言われています。
照明のデザインや明るさ、照らし方などで店内イメージや商品、料理の見え方を決定付けることになりますので、空間に合わせた照明を選びたいものです。
そこで今回は、おしゃれな空間を演出できる、店舗にもお勧めなLED照明をご紹介していきます。
照明の種類や特性について解説しますので、是非参考にご覧下さい。

店舗にもお勧めなLED照明の種類は？

照明器具を選ぶ際、お部屋や店舗のイメージに合わせたデザインを選ぶ事が大切です。
まずはLED照明器具はどのような種類があるのかご紹介していきます。

ペンダントライト

天井から吊り下げるタイプの照明で、比較的低い位置に固定するため、目につきやすいといった特徴があります。コードやチェーンで吊り下げ、照明自体のデザインも比較的インパクトのあるものも多いため、雰囲気を演出しやすい照明です。

デザインの種類も北欧風、シンプルモダン、和風など豊富に選べますので、店舗の雰囲気やレイアウトに合うものを選んでみましょう。

シーリングライト

天井を含め、広い範囲を明るく照らす照明で、一般のご家庭でよく使われています。LEDシーリングライトは丸型が多いですが、種類が豊富でデザイン性の高いモデルも多いので、店舗でも取り入れやすい照明です。

スポットライト

例えば、美術館やアパレルショップなどで、展示品や商品が目立つようにピンポイントで照らすといった用途で用いられる照明です。
角度を調整することで照射範囲を自由に設定できますし、ディスプレイ効果を演出するのに最も適していると言えるでしょう。
視覚効果を高める必要のある雑貨店などでもおすすめできる照明です。

ダウンライト

天井に埋め込むタイプのダウンライトは、適度な明るさで空間を演出するのにピッタリなLED照明です。
埋め込んで設置するため、天井はフラットになり、圧迫感はありません。
照射範囲を調整できる「ユニバーサルダウンライト」もありますので、主に間接照明として利用されることの多い照明器具です。

シャンデリア

高級感を演出する際に効果的で、高級な食材を扱うレストランやサロン、ブランドのアパレルショップなど雰囲気を高めるために最適な照明です。
最近ではクラシックなデザイン以外にも、和風やモダンテイストなLED照明も登場しています。
選ぶ際の注意点としては、照明器具そのものに高さがあるため、ある程度天井の高さが必要になります。吹き抜け用のシャンデリアもあり、種類も様々です。

直管型照明器具

オフィスや学校など公共の場で設置されることが多く、従来の蛍光灯のイメージが強いですが、最近では天井埋め込み式のLED照明も普及しています。
広範囲に明るさが必要な店舗フロアにも用いられる事がある照明器具です。

以上のように6種類の照明をご紹介しましたが、店舗にお勧めなLED照明には様々な種類があります。店舗の雰囲気や、照明による演出など、選び方は様々ですのでぜひ参考にしてください。

LED照明の特性について

お部屋や店舗空間をコーディネートする際、LED照明の特性について知っておく事が大切です。
ここではLED照明に関する専門用語について解説していきます。

光束

照明から発せられる光の量を「光束」と呼びます。
つまり照明全体の明るさを示す意味で、単位はlm(ルーメン)となります。
参考として、ルーメンが使われ出す前は、W（ワット）が明るさを表す単位として一般的でした。しかしワットは本来、消費電力を表す単位であって、明るさを表す単位ではありません。

LED照明は従来の白熱球と比べ、より少ないルーメン数で同じ明るさを出す事ができます。
このため営業時間が長い店舗や照明の数が多い店舗では、LED照明に替えることで省エネ効果を高める事ができます。

照度

物体の表面を照らす光の明るさを「照度」と呼び、単位はlux(ルクス)で示されます。
ルクスは店舗など空間に必要な明るさを考える際の基準となるものです。
照度の目安としては、一般のオフィスなどで150〜200lux、飲食店の厨房などで500lux以上が推奨されています。

色温度

光源が発する光の色を「色温度」と呼び、単位はK(ケルビン）で示されます。
従来、蛍光灯や電球の色温度は下記のように使用されてきました。

昼光色　6000K(青白い光)
昼白色　5000K（自然な白色）
電球色　3000K(赤みのある光)

一方のLED照明では従来の電球色に加えて以下の色味を表現する事ができます。

昼光色　6500K
昼白色　5000K
白色　　4000K
温白色　3500K
電球色　3000K

このようにLED照明では選べる色温度の種類が多い特徴があります。
色温度が高いほど青みがかった寒色、低いほど赤みのある暖色になりますので覚えておきましょう。

演色性

太陽光(自然光)に当たった色をどれだけ再現しているかを「演色性」と呼び、単位はRaで示します。
自然光で当たった色と同じ単位をRa100とすると、LED照明ではRa80以上と高い数値となっています。
数値が高いほど、例えば料理を美味しく照らす効果があり、最近ではRa95に近いLED照明も登場しています。

ご紹介しましたLEDの特性を参考にしていただき、ルーメン数や色温度などの数値が、イメージに近い照明を選んでみてください。

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まとめ

今回は、おしゃれな空間を演出できる、店舗にもお勧めなLED照明をご紹介しました。
LED照明の種類では、天井や空間に合わせた照明効果を持つさまざま種類の器具があります。特にお洒落な空間作りでは、スポットライトやダウンライトといった視覚効果を高める照明を組み合わせる事が大切です。
LED照明をお考えの際は、ミラノインテリアにお気軽にお問い合わせ下さい。

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