LEDの寿命は本当に10年?その疑問にミラノインテリアがお答えします
最近では蛍光灯や白熱球に替わりLED電球が普及してきています。
LEDランプは従来の電球と比べ、寿命が長いことや環境に優しいといったメリットがあります。
価格も年々安く購入できるようになってきましたが、LEDランプの交換目安と言われる10年よりも早く寿命がきてしまうとこもあるという話も聞きます。
そこで今回は、LEDの寿命は本当に10年なのか?その疑問にミラノインテリアがお答えします。
一般的なLEDの寿命と併せて、想定より早く使えなくなるケースについて解説していきます。
LED化をご検討されている方や、すでにLED化をされている方も是非参考にご覧下さい。
目次
LEDの寿命の目安とは?
従来の白熱球、ハロゲン電球と比べ長寿命といわれるLED電球ですが、寿命の目安とはどのようなものでしょう?
ここではLEDの寿命について解説していきます。
・LED電球とその他電球の寿命
蛍光灯:6,000~12,000時間
白熱電球:1,000〜2,000時間
このようにLED電球は他の照明と比べ、寿命が長いのが分かりますが、使用年数に換算するとその差がよく分かります。
仮に1日6時間点灯した場合の寿命を年数で換算すると以下のようになります。
蛍光灯:約2〜5年
白熱電球:約半年〜1年弱
年数換算すると、LEDの寿命は圧倒的に長いことがよく分かります。
長寿命であるということは、交換する頻度を減らすことができます。また、取り替えが難しい設置箇所であれば、それだけ有利になります。
また、電球交換のタイミングについて、蛍光灯や白熱球は点灯しなくなったときですが、LEDは徐々に輝度が落ち始めたときが交換時期となります。
LEDの交換時期について(社)日本照明器具工業会の基準では、以下のように定められています。
「初期の明るさから70%になるまでの点灯時間」
このように、LED照明は「交換時期 ≠ 点灯しなくなったタイミング」となるため、理論上の使用年数よりも早く交換が必要になることがあります。
LEDの寿命が短くなってしまうのはどんな場合?
想定していたよりもLEDの寿命が短くなってしまうことはあるのですが、それはLEDのどのような特性によるものなのでしょうか。詳しく解説していきます。
・熱に弱い
LEDは構造上、発光部分と電源部分に分かれています。
発光部分には半導体が使用されており、電流を流すと発光します。しかしすべてのエネルギーが発光するために消費されるのではなく、約70%は熱に変換されます。しかし半導体は熱に弱いため、発熱部にはヒートシンクという部品が用いられ、効率よく放熱されるよう放熱設計されています。
このように、LEDは熱に対して弱いため、設置場所の環境が高温であったり、熱がこもるような密閉された空間であれば故障してしまうケースがあります。
・湿気に弱い
LEDは湿気に弱いというデメリットもあります。
使用する環境で、直接水気が掛からない場所であっても、湿気がこもって内部の基板が故障してしまう場合があります。
このため寿命より早く壊れてしまう場合や、点灯しなくなることもあります。
・照明器具の仕様に対応していないLEDランプを誤って設置した場合
調光機能付きのLED照明器具や、人感センサーや明暗センサーなどの自動点灯機能が付いた照明器具にも注意が必要です。
それぞれの照明器具に対応していないLEDランプを使用すると故障の原因となることがあります。
熱や湿気による影響、誤った設置をした場合など、LED照明の故障に繋がるケースについて解説いたしました。
こうした機器のトラブルでは、想定していた寿命より短くなるケースがありますので、ご注意ください。
長く使用できるLED電球の選び方
LED電球のメリットである「長寿命」の特性を最大限に活かすためには、LED電球の選び方にもポイントがあります。
どのような点に注意して選べば良いか、ご紹介していきます。
・密閉型器具のLED電気の場合
密閉型のLED器具では、放熱を妨げてしまうため、寿命が短くなることや点灯しないなど不具合の原因となります。
LEDランプは密閉器具対応のものを選ぶようにしましょう。
・湿気の多い場所で使用する場合
直接水は掛からないが、湿気が多い場所では、電球内部の基板が故障することがあります。このような場合では密閉型対応や浴室用のLEDランプを選ぶとよいでしょう。
以上のように、LED電球は使用する環境に適した種類を選ぶことで、長く使用することができます。LED電球を購入する際には、設置する場所と電球の種類にも注意しましょう。
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まとめ
今回は、LEDの寿命は本当に10年なのか?という点にお答えしました。
従来の蛍光灯や白熱球と比べ、LEDは大変長寿命で1日6時間点灯させた場合は18年間使用できる計算になります。しかし、LED電球は初期の明るさから70%になると交換する必要があるため、理論上の使用年数よりも短くなることがあります。
また、熱や湿気など、使用環境によっては10年もたず故障してしまうケースがある事も解説しました。
LED本来の寿命で使用するためには、使用するシーンや環境に合わせたタイプを選ぶことが大切です。
マンションやオフィス、ご家庭でLED化をご検討の際は「ミラノインテリア」に是非お任せ下さい。