自動点灯のLEDは節電効果大!人感センサーライトの設置について
最近では戸建て住宅の玄関先などに設置されることの多い人感式のセンサーライト。
人感センサーライトは人の動きや熱を検知し自動的にスイッチが入り、点灯しますので「明かりが欲しい時」に灯る大変便利なライトとして人気があります。
実はこうした自動点灯のLEDは、節電効果も高いことをご存知でしょうか?
そこで今回は、自動点灯LEDの節電効果や設置の方法と注意点について解説していきます。
自動点灯式の照明を検討されている方は、是非参考にご覧下さい!
目次
自動点灯LEDは節電効果が高い?
自動で人の動きを感知し点灯するセンサーライトの利用目的としてこれまで多かったのは「防犯」で、設置する場所も玄関先に限られていました。しかし、最近では「節電」を目的として屋内で利用する方も増えてきました。
そんな便利さが注目される自動点灯LEDですが、節電効果についてはどうなのでしょうか?
ここでは自動点灯LEDの節電効果についてご説明します。
待機電力のコストはどれくらい?
まずは点灯時以外に消費する「待機電力」ですが、おおよそ1W程度ですので、月々では約15円、年間では約180円となります。
白熱電球と比較した場合の節電効果
白熱電球と自動点灯LEDの電気代を比較してみましょう。
白熱電球の消費電力を54W、LED電球の消費電力を7.8W、1Kwhあたりの電気代を27円と仮定して計算していきます。それぞれ、1日1時間点灯した場合、年間の電気代は白熱電球で532円、LED電球では77円となります。また、階段、廊下など電気の消し忘れが多い場所で考えると、自動点灯LEDの方が点灯時間は短くなるため、節電効果はさらに大きくなります。
自動点灯LEDの待機電力180円を足しても、自動点灯LEDの方が節電効果が高いことになりますね。
また、階段、廊下など電気の消し忘れが多い場所で考えると、自動点灯LEDの方が点灯時間は短くなるため、節電効果はさらに大きくなります。
自動点灯センサーあり・なしのLEDライトで節電効果を比較した場合
白熱電球と比べ、もともと節電効果の高いLEDと、自動点灯センサー付きのLEDライトを比較した場合はどうでしょうか。
自動点灯LEDと普通のLED照明の電球の消費電力を同じ7.8Wとします。両者の点灯時間が全く同じ場合は待機電力が不要な分、普通のLED照明の方が年間の電気代は安くなります。しかし、LED照明の点灯時間が1日あたり2.5時間長くなった場合、自動点灯LEDの方が電気代は安くなります。
外灯や玄関は、防犯目的で点灯しておきたい、夜に帰宅する家族のために明るくしておきたいとお考えの方は多いと思います。本当はずっと点灯しておく必要はないけれど、LED照明を点けたままにしているという場所では、自動点灯LED照明に変更すると節電効果が期待できますね。
このように、自動点灯LEDは「消し忘れの時間」や「設置する場所」によって節電効果が大きくなります。
人感センサーライトの設置場所はどこがおススメ?
人感センサー式のライトはどのような場所に設置すると効果的なのでしょうか。
ここでは、人感センサーライトの設置におススメの場所とそうでない場所についてご紹介していきます。
人感センサーライトの設置がおススメの場所
・玄関先、玄関
荷物を持っていたり、子どもを抱きかかえていたりして両手が塞がっている場合でも、自動で照明が点灯するため大変便利です。また、人が通ったときに点灯するため防犯効果も高く、人感センサーライトを設置するのにおススメの場所です。
・トイレ、洗面所
うっかり電気を消し忘れてしまうことが多い場所です。点灯したまま出かけてしまったり、就寝してしまったりすることが多いので節電効果も高くなります。
・廊下、階段
こちらも消し忘れの多いスポットの代表ともいえる場所です。節電効果だけでなく、真っ暗な中スイッチを探すこともなく点灯できる上に、こまめに消灯をする手間も省けるというメリットもあります。
人感センサーライトの設置をおススメしない場所
人感センサーライトは、人などの熱に反応する事や周囲が明るい場合に反応する特徴があります。
このことから、以下のスポットについては設置をおススメできません。
・寝室
人の熱に反応しますので、例えば寝返りのたびに点灯してしまい睡眠の妨げになる可能性があります。
・キッチン、リビング
お部屋の周りが明るい場合は、センサーが反応しにくいことがあります。また、普段人がいることが多い場所なので、自動で消灯する機能はあまり必要ないでしょう。
設置方法や注意点など
人感センサーライトの電球を交換する際は、家電ショップで対応の電球を購入し、取り替えるだけなので手間はほとんど掛かりません。
新たにセンサーライトを設置したいときには、ほとんどの場合施工が必要になり、施工には電気工事士の資格が必要です。また、設置場所を間違えるとセンサーがうまく反応しなかったり、思い通りの場所を照らすことができなかったりして、人感センサーライトを設置した意味がなくなってしまう可能性があります。安全面や技術的な面からも、実績のある専門業者に相談して設置をしてもらう方が安心ですね。
さらに、最近の人感センサーライトでは、さまざまな機能が付いているタイプもあります。専門業者のアドバイスを聞きながら、設置を検討している場所に合ったものを選びましょう。
・微動検知機能
僅かな動きにも反応し、点灯します。センサー範囲や反応は個別の商品によって異なります。
・消灯お知らせ機能
消灯する前に一定時間、僅かに暗くなり消灯することをお知らせする機能です。
トイレなどに便利な機能ですね。
・明るさセンサー
周囲が明るい場合に点灯しない機能です。こちらも省エネで便利な機能ですね。
人感センサーライトは、機種によって取り付けできないことや、センサーがうまく反応しないケースがあります。
例えばソケット式の電球タイプでは以下の種類の器具では使用できません。
- 調光機能付きの器具
- 断熱材施工されたダウンライト
- 水銀灯タイプの機器
- 密閉式の機器 など
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自動点灯LEDや人感センサーライトを新たに設置したい場合や、取り替えの際に対応できる機器をお探しの場合などは、お気軽にご相談ください。
ご希望の予算に合わせて、専門知識豊富なスタッフがご案内致します。
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まとめ
今回は、自動点灯のLEDの節電効果や人感センサーライトの設置について解説しました。自動点灯LEDは待機電力のコストも少なく、「必要な時だけ点灯する」ためスイッチ式の照明と比べると節電効果が期待できます。
また、人感センサーライトについておススメの設置場所や、さまざまな機能をご紹介しました。玄関先やトイレなど、消し忘れが発生しやすい場所には特におススメのライトです。
新たに照明を設置される場合や、取り付けのご相談などはミラノインテリアにお気軽にご相談下さい。設置や交換を検討される場所や、ご希望内容、ご予算に応じて、最適なご提案をいたします。
自動点灯照明で、快適なエコライフをお過ごし下さい。