業務用エアコンの修理は割高?入れ替えがオススメな6つの理由
業務用のエアコンを使用していて効きがよくない場合や壊れてしまった場合には、まずは修理をと考える方が多いのではないでしょうか?
しかし、エアコンの使用頻度や故障、不具合の原因によっては修理費用が高くつくケースも出てきます。
また、修理と新品購入とを比較すると、新品購入の方が費用以外にもいくつかのメリットがあるようです。
そこで今回は、業務用エアコンの修理は割高?入れ替えをオススメする6つの理由について解説していきます。
業務用エアコンの調子が悪い時など、是非参考にご覧下さいね。
目次
業務用エアコンの修理は割高?
業務用エアコンが故障した場合、修理費用は割高なのでしょうか?
エアコンの修理費用は、エアコンの使用年数や頻度、故障した部品によって修理内容や金額が異なります。
まずは購入してからの期間について調べてみましょう。
保証期間が適用される場合
一般的にはエアコン購入後1年間の保証期間を設定しているメーカーが多いと言われています。
保証期間内に不具合が発生した場合、保証を使用した修理を依頼する事ができますので、メーカーや購入店にご相談してみましょう。
購入後7年以内の場合
保証期間が過ぎ、購入して7年以内の製品については、「修理した場合」と「新しく購入した場合」の費用を比較することをおすすめします。修理見積りを依頼する場合は購入した店舗に問い合わせしてみましょう。
購入後9年以上の場合
業務用エアコンのメーカーでは、生産が終了した機種で使われていた部品は、生産終了後9年間(一部10年間)は部品を保有することが義務付けられています。
このため購入後9年が経過したエアコンの部品はメーカーが破棄してしまう可能性があり、修理に必要な部品が手に入らないことがあります。
また製造元に「代替え部品」を調達し修理を依頼した場合、結果として費用が高くつくことがありますので新しく購入した場合の方がお得なケースも増えるでしょう。省エネ化が進み電気代も下がる事が多いのでさらにお得になります。
購入後15年以上の場合
購入後15年以上が経過した製品については、新しく購入することをおすすめします。
エアコンを入れ替えた場合、年間の電気代も大幅に安くなります。
定期的なメンテナンスが必要な理由とは?
業務用のエアコンでは、主要なパーツである「圧縮機」、「送風機」などは使用期間とともに劣化していきます。
このため定期的にメンテナンスを行うことで、未然に故障を防ぐことができます。
仮にこうしたメンテナンスを行わず故障のたびに部品交換などの修理で対応した場合、製品の寿命は6〜9年とります。
一方で定期的なメンテナンスを都度実施した場合は、最長で15年ほど使用することができます。
(注 : 製品の種類や使用頻度によって、製品寿命は異なりますので注意しましょう。)
このように業務用エアコンでは修理費用が高くつくケースもありますが、製品の使用期間や程度によって差がある事をご説明しました。
また、定期的なメンテナンスを行うことが、製品の寿命を延ばすための重要なポイントとなる事がお分かり頂けたでしょうか?
高額の修理費用が発生しやすいパーツは?
ここでは業務用エアコンで、交換修理の費用が高額になるケースが多い代表的なパーツについてご紹介していきます。
コンプレッサー
コンプレッサーはエアコンの心臓部にあたるパーツで、冷媒(エアコンガス)を圧縮
して、その温度をコントロールする役割を果たしています。室外機から大きな音がしたり、振動が大きい場合はコンプレッサーが故障している可能性があります。
使用年数がある程度経過したエアコンでは、コンプレッサーが故障の原因になり、修理費用が高額になるケースもあります。
熱交換機
熱は高温から低温へ移る性質があり、この性質を利用して、効率的に熱を移動させる装置のことを「熱交換器」といいます。エアコンには室内機と室外機に熱交換器があり、熱を交換し続けることで冷風や温風を発生させます。
熱交換器の掃除は素人には難しく、埃やカビなどの汚れが蓄積すると異臭や故障の原因になり、故障した場合は修理費用が高額になるケースが多いです。
エアコンを入替えした場合のメリット6つ!
業務用エアコンを新しく購入し、入れ替えた場合のメリットはどのようなものがあるのでしょう?
ここでは6つのメリットについてご紹介していきます。
メリットその1. コストを大幅に削減できる
古いエアコンを使用していると部品が消耗し故障する確率が高くなります。
また、それぞれの部品の点検やメンテナンスに費用が掛かるケースも増えていきます。
さらに、冷暖房の効果も年数とともに下がっていきますので、修理が必要になることもあり「無駄な費用」が発生します。新たに入れ替えした場合、こうしたコストを大幅に削減することができます。
メリットその2. 騒音が抑えられる
室外機からの異音は、土台がしっかり固定されていないと発生する場合もありますが、モーターやコンプレッサーの経年劣化で発生する場合が多いです。特に真冬は室温と外気温との差が大きいので、熱処理を行うコンプレッサー等に負担がかかると異音も大きくなるので、騒音問題にもなりかねません。
対策としては、購入してから10年未満の場合は修理で、10年以上経過している場合は、新規で購入することをお勧めします。
メリットその3. 高機能な技術にシフト
業務用エアコンの機能は10年前の製品よりも大きく進化しています。
人感センサーや温度センサーが内蔵されている業務用エアコンは、風向きや風量、温度を自動調整するため、温度の下がりすぎや上がりすぎを防いでくれる上に、消費電力を低減することができます。
また、空気清浄機能がついた業務用エアコンは、脱臭効果や、花粉やハウスダスト、ウイルスなどの空気中の有害物質を分解・除去する効果があります。
メリットその4. 新品の機械になり保証も新たに付いてくる
エアコンを入れ替えた場合、新品の機械を使用することができ、故障や不具合に悩まされる事も少なくなります。また、新たに保証がついてくるので安心して使用ができますし、定期的なメンテナンスを行うことで更に長寿命になります。
メリットその5. 費用を回収できる
新たにエアコンを購入し取り替えた場合、エアコン本体と設備費用が発生しますが、省エネ技術の進化等により、月々の電気代は、入れ替え前のエアコンと比較して大幅に節約することができます。
購入するタイミングや機種にもよりますが、電気代の差額だけで換算した場合概ね7年前後の使用で初期費用を回収することができるでしょう。
このように電気代の費用などを考慮した場合も、ある程度年数が経ったエアコンは入れ替えがおトクです。
メリットその6. エコロジーに貢献できる
新しいエアコンでは、温室効果ガスなど環境汚染に繋がる物質も抑える事ができます。
このように業務用エアコンを入れ替えた場合は、さまざまなメリットがあることが分かりますね。
年数が経過したエアコンをお使いの方は、是非入れ替えを検討してみましょう。
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まとめ
今回は、業務用エアコンの修理は割高?入れ替えがオススメな6つの理由について解説しました。
業務用エアコンは、経過年数や使用頻度によって修理が割高になるケースがある事。
また、軽度の状態で劣化した部品を交換し、定期的なメンテナンスを行う事で大きな故障を防ぐ事が大切でしたね。
しかし9年が過ぎたエアコンで不具合が発生した場合などは、新品と交換した方がメリットも大きい事もご紹介しました。
また、新品を購入しエアコンを交換した際のお勧めの理由についても解説しました。
普段使用しているエアコンの状態や、不具合についてお悩みの方はミラノインテリアにお気軽にご相談下さい。
エアコンの適切な修理、交換を行い快適な業務環境でお過ごしくださいね。